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藤 敏弘*; 山崎 和彦
JAERI-Tech 2000-053, 27 Pages, 2000/10
従来、大型汎用計算機で処理されていた科学技術計算は、最近のワークステーション及びパソコンの高性能化・低価格化によって分散化が進み、ほとんどの処理はUNIXワークステーションやパソコンで処理できるようになってきた。今回、大型計算機のFortran環境で標準的に使用されている図形処理ライブラリ、PIFLIB,GGS,ARGUSについてのパソコンへの移植、及びパソコン版図形処理プログラムツールWINPIFの整備を行った。本報告では、これらの移植内容について記述する。
平山 俊雄; 安積 正史
JAERI-M 86-023, 65 Pages, 1986/03
トカマクコードのライブラリ・システム化の一環として、汎用的な図形処理ユーティリティを開発した。本ユーティリティルーティンは、図形データを一定の形式で、ファイル出力するプリプロセッサ"GPREP"と、その図形データファイルからデータを読み取り図形出力する"LIBGR"から構成される。"GPREP"により作成されたデータファイルは、書き込み時の情報が無くても読み出すことが出来るようになっており、異なる属性のデータで混然一体となった大量のデータを処理する上で極めて有効である。
竹田 辰興; 常松 俊秀; 徳田 伸二
Comput.Phys.Commun., 34, p.15 - 29, 1984/00
被引用回数:1 パーセンタイル:20.17(Computer Science, Interdisciplinary Applications)総合的図形表示サブルーチン・パッケージの新しい考え方が考案され、ARGUS-V4パッケージとして具体化された。基本的考え方は、どのような図形表示手順においても次の三つの基礎的手順から構成されていることである。即ち、図形データの登録、希望する図形表示フォーマットに合わすための処理、図形の表示。このパッケージは、このような基礎的手順に関して明確に区別されたサブルーチン群から構成されている。このパッケージを用いることにより、科学技術関係のプログラム中の図形表示部分のコーディングが容易になり、プログラムが見易くなる。ARGUS-V4パッケージはFORTRAN77言語を用いて書かれており、またCALCOMPライブラリの基本的サブルーチンのみを使用しているので少しの変更で種々の計算機システムにおいて利用することが可能である。